ネットの履歴書
第74回『誹謗中傷にはこれで対応せよ!』

  • ソルナ株式会社が開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第74回『誹謗中傷にはこれで対応せよ!』

 

安田

ちょっと前に女性プロレスラーが誹謗中傷で自殺しちゃったんですけど。ご存知ですか?

三澤

木村花さんですね。

安田

はい。まだ二十歳ぐらいだったそうですよ。

三澤

そうですよね。お若いのに残念です。

安田

最近でいえば三浦春馬さんの自殺もありました。まじめな人ほど思い詰めちゃうってことなんでしょうけど。SNSとの適度な距離のとり方も重要ですよね。

三澤

はい。それはとても重要ですね。

安田

とくに知名度が高い人はいろいろ書かれますし。まじめに取り合うときりがないですよ。かといってSNSを見ないってわけにもいかない。どういう距離感がおすすめなんでしょうか。

三澤

その人の性格によって違いますよね。まったく見ないって人も実際にいますし。

安田

有名人でもいますか?

三澤

いますね。あとは、たとえばGMOさんが「SNSアカウントに来る誹謗中傷を本人だけが見えなくする」というサービスをやってます。

安田

本人だけ?他の人には見えてると。

三澤

他の人には見えてるんですよ。

安田

それも、なかなか辛いですね。裸のお王様みたいで。

三澤

そうなんですよ。

安田

いくらぐらいするんですか?そのサービス。

三澤

月5,000円とかですね。

安田

へぇ~。けっこう高いですね。

三澤

ツイッターの使用料が高いので。それ以上安くはできないんだと思います。まあ、でも、見なきゃいいんじゃないですか。

安田

ネガティブな書き込みは見るなってことですか?

三澤

はい。くだらないことばっかり書いてますから。

安田

あれってどんな人が書いてるんですか。やっぱりまともな人は書かない?

三澤

まともな人は書かないと思いますね。

安田

どのぐらいの割合で存在するんですか?人を自殺に追い込むほど酷いことを書く人って。

三澤

そういうのを調べた研究結果みたいなのがあるんですけど。じっさい書いてる人ってすごく少ないんですよ。

安田

たくさんいそうですけどね。

三澤

誹謗中傷を何百投稿もされたケースで、実際に書いてる人を突き止めたら2人しかいなかったっていう。

安田

じゃあ100人いたら数人とか?

三澤

いえ、もっと少ないですね。1人いるか、いないか。

安田

そんなもんなんですか!?

三澤

はい。

安田

じゃあ、99人は書かない。

三澤

そこまで酷いことを書く人って、ほんの一握りなんですよ。

安田

ものすごく粘着質な人なんでしょうね。実生活も変な人で。

三澤

じつは前から言われてるんですけど、主婦が多いんです。

安田

なんと。

三澤

ネットに書き込む人は女性のほうが多い。とくに悪口とか、酷い中傷とか。

安田

「オタクっぽい変な男」っていうイメージなんですけど。

三澤

もちろん、そういう人もいると思います。でも多いのは時間を持て余してる主婦。昼間テレビ観ながら「この芸能人、浮かれやがって」とか「調子に乗りやがって」みたいな。

安田

昔でいうところの給湯室イジメみたいな。お局さんによる若いOLさんイジメ。

三澤

近いものがあると思います。たとえばインターエデュという「子ども教育について語り合う掲示板」があるんですけど。そこに行くとまあ、ひどい中傷合戦というか。

安田

へぇ~。

三澤

どこかのお母さんがちょっと何か質問しただけなのに、「あなた、そんな低レベルの質問してるから、子どもがそうなるのよ」みたいな。かなりひどくて。

安田

それは匿名サイトですか?

三澤

匿名です。匿名ですけど、あんなに荒れてくってすごい。お母さんが集まる掲示板はほっておくと、どんどん荒れていきます。

安田

自分の教育方針が「絶対に正しい!」って、信じ込んでるんでしょうね。

三澤

あとは「うさ晴らしも」あると思います。

安田

うさ晴らし?

三澤

はい。今回の木村花さんも、うさ晴らしというか、コロナ・ストレスのはけ口になったと言われてます。

安田

そういうのって法的に対処できないんですか?

三澤

ちょっと前に、ある芸能人が「家族のことをいろいろ書かれた事件」があって。人物特定をして裁判で争って、300万ぐらいを勝ち取りました。

安田

ああ!ありましたね。ネットのインフルエンサー的な女性でしたよね。

三澤

はい。テレビでも取り上げられました。ただ私たちが知ってる事例では、会社に対する誹謗中傷は1,000万クラスになったりするんですけど。個人に対する悪口で300万円台っていうのは、はじめて聞きました。

安田

「悪口言われた程度で300万もらえていいよね」って、またさらに書き込まれてました。

三澤

書かれてましたね。

安田

実際にかかった裁判費用とか、それによって失った仕事とか考えたら「ぜんぜん元が取れない」って。ご本人が反論されてました。

三澤

でしょうね。300万じゃぜんぜん元取れないでしょう。

安田

だんだんと「闘う人」が増えてきたんでしょうか。

三澤

増えましたね。

安田

誹謗中傷がなくなりはしないと思いますけど。これを機に全体の空気として「やめようぜ」って方向になっていかないですかね。

三澤

そうなっていってます。国も動き始めてますし。木村花さんの件も立件する方向で進んでますよ。

安田

ちなみにソルナさんに頼んだら、裁判するための材料というか「いままで書かれた悪口」を調べたりできるんですか?

三澤

そこは弁護士の仕事になってきますけど。弁護士さんから頼まれて手伝ったりはします。

安田

やっぱりそうですよね。ソルナさんできちんと調べれば勝てそうだし。

三澤

はい。「これについて書かれてる記事をぜんぶ洗い出してください」というオーダーが来ます。それをザーっと洗い出してお渡しします。

安田

商品としてはリリースしてないですよね。あまりオーダーが来ても困るんですか?

三澤

そんなことはないですけど。かなりレアケースですね。弁護士さんからオーダーが来るのは企業がターゲットの場合だけ。

安田

一般の方でも依頼が来たら受けるんですか?

三澤

「洗い出してください」と言われれば、実費・手数料ぐらいで手伝えますよ。

安田

どのぐらいの費用なんですか?

三澤

2万とか3万とか、それぐらいですね。

安田

安いですね!私が誹謗中傷されたときには、ぜひ!

三澤

はい(笑)すでにたくさん書かれてそうですけど。

・・・次回へ続く・・・

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