庭師でもない。外構屋でもない。京都の老舗での修業を経て、現在は「家に着せる衣服の仕立屋さん(ガーメントデザイナー)」として活動する中島さん。そんな中島さんに「造園とガーメントの違い」「劣化する庭と成長する庭」「庭づくりにおすすめの石材・花・木」「そもそもなぜ庭が必要なのか」といった幅広い話をお聞きしていきます。
第136回 自然な庭の裏にある「人工的なコントロール」

そうですねぇ。庭づくりを考えると、雑草はできればない方がいいですね。成長が遅くて美しい雑草だけが生えてくれればいいんですが、放っておくといろんなものが混ざって、ただの草むらのようになってしまうので。

確かに。防草シートなどで雑草が生えないようにして、一方では丁寧に他の草花を植えたりする。「それは雑草じゃないのか」と言われると、なかなか答えが難しい(笑)。

仰るとおりで(笑)。というか、どんな種類の草花でも、混ざらずに生えていれば美しく見えるんですよね。逆に言えば、ぐちゃぐちゃに混ざっているから汚く見える。エリアをきちんとわけてあげれば気にならないんだと思います。

ふむふむ。ユーカリのようなオージープランツも流行ってますけど、めちゃくちゃ大きくなっちゃいますよね。コアラのかわいらしいイメージで植える人も多そうですけど。

人が歩くところには緑がなくてもいいと思うんですけど、それ以外のところが全部土だとなんか味気ない気がしますもんね。そこは石を置きつつ、石の間からちょっと草が出る程度を絶妙にコントロールしていると。
対談している二人
中島 秀章(なかしま ひであき)
direct nagomi 株式会社 代表取締役
高校卒業後、庭師を目指し庭の歴史の深い京都(株)植芳造園に入社(1996年)。3年後茨城支店へ転勤。2002・2003年、「茨城社長TVチャンピオン」にガーデニング王2連覇のアシスタントとして出場。2003年会社下請けとして独立。2011年に岐阜に戻り2022年direct nagomi(株)設立。現在に至る。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















