其の参十四 電話ってなに?

イノベーションカードが知らせる
本日の斬り口:違うジャンルのものに例える
ーーーー
電話を

違うジャンルのものに例える

か。。。

拙者、実は
本を1冊出版させて
もらっているでござる。

結果を出す会議フレームワーク38

ってタイトル。
本は読むものだと
みなさん、
思っているでしょうが、
これは

読まないでください

辞書みたく
パラパラみてください

って言い続けている
本でござる。

書いたことは
すべて拙者の
世を忍ぶ仮の姿のときの
実体験だが、

リアルな場立て

を解説してみたが、
想像しづらいので
読み疲れする。

だから

読まないでください

なのだが、この本に
某プロジェクトで
考え方を揺さぶるために

メディアの歴史に例えると?

に取り組んだことを
思い出した。

ーーーー
メディアのはじまりを

劇場

としました。
ギリシア文化まで
遡ってみると、

野外で
松明で

という環境だったので、
衣装や動きよりも、

歌声
演奏

という音が
重要なわけです。

その後、

詩吟を奏でる旅人=ながし

を経て、教会の
啓蒙活動とコラボして

宗教劇
道徳劇

が盛んになったため、
野外ではなく

教会=屋内小規模

に変わっていく。
その後、教会啓蒙だけでなく
専門劇場が登場。

シェイクスピア

のような劇作家が
台頭をあらわし、
観客と舞台の
距離が縮んだため

メイクアップ
衣装
かつら

などが役柄を表す
道具として発展。

この流れは、

映画

へと移り変わり、
メディアの舞台は

映画館

になる。
それが、映像データ
圧縮技術の登場で
家庭内にやってくる。

テレビ

にメディアが変わり、
その後、ビデオ、パソコン、
携帯、スマホとなり
いまや、

劇場が掌の上

にまで、
やってきた
でござる。

ーーーー
こー歴史をみていくと、

野外劇場

掌の上

開演時間や場所の制約

いつでもどこでも

ぼんやり見える

はっきり見える

じっくり長く

細かく切り替える

と変容している。
この

「↓」

のとこが肝心。

ここにどんな
言葉が入るのか?

それを考えるでござるよ。
ここが知恵の絞りどこ。

自分のこと、
自社のこととなると、
ほとんどの人は
いろんな言葉に

がんじがらめ

になっている。
それをほどく力が

たとえて考える

には宿っている。

ーーーー

って電話!!!

電話の話、
忘れてるよー。
あぶなーーーい!

というわけで
ながなが、ぐだぐた
書き連ねていたら
紙面がつきてしまいそう。

えっと電話。
電話を、
劇場の歴史に
置き換えてみると、

ここ最近の
一番でかいのは、

時間(時間を計る)

容量(データを量る)

への変化では
なかろうか。

「↓」

には量的変化ではなく

質的変化

が隠れてる。
質的に
変化したから

通話無料

が実現している。

拙者が思うに
もともと人は

無料で
どこにいても
いつでも
だれでも

瞬時に
かなたの領域に
アクセスでき、

いに
伝達し合ったんじゃ
ないだろうか。

それを忘れちゃって
一生懸命、

元々に近づこう

として、
試行錯誤して
いるのかもしれない。

ーーーー
ってことで
電話とは通話を目的とする機械ではなく、

電話とは

使い方を忘れてしまった能力を補完しようと躍起になったことの一つ

でござる。

拙者、独自アンテナがストレス受けるので、電話は嫌いでござるよ!

 


パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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