其の佰廿十九 休暇とは?

イノベーションカードが知らせる


本日の斬り口:何が実現している?
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拙者、休暇について
調べてみたところ、
休日との違いを
初めて知ったでござる。

休日ってやつは
労働者が労働義務なく
解放された休みで
あるのに対して、

休暇ってやつは
労働義務が
あるけれども、

休ませてあげる

という

制度

であったでござる。

だから

休暇をとる

のは

労働者

であるという
ことが前提なので
ござそうろう。

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ある場所で
環境改善のプロたちと
接する機会があった。

身体を使う
ザ・労働な
お仕事なのだが、

身体の使い方が
とても上手なのだ。

まず、複数の
作業を並行して
行っている。

複数の作業とは

身体の使い方が
異なる作業

でござる。

たとえば、

腰をかがめて
土を運ぶ

という仕事が
続いたら、

草を刈る

という仕事を
したり、

全体を観察する

という時間をとったり
する。環境の仕事を
教えてもらうときに
彼らは必ず

身体がしんどく
なるから
いろいろな仕事を
して身体の
使い方を変えてください

と指導する。

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そして、お茶にして
休憩したり、
お昼寝したり、
道具を手入れしたりと

リズム

を自分で
刻みながら
仕事をしている。

拙者のパソコン画面を
みながらな仕事では
この切り替えが
なかなかどーして
作りにくい。

近代社会で
組織労働の枠組みで
生きていると

自分と身体

のことなど
無視して

別の何かの
リズム

に合わせて
仕事している。

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その

別の何かの
リズム

から外れないように
ときどき

休暇

があるのかも
しれない。

そこで
他のリズムで
動いていた

自分のリズム

を感じ直す
のかもしれない。

自分のリズム

を感じ直せる
時間を過ごしたいものでござるね。

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ってことで
休暇とは、休日ではない。

労働義務を免除されて自分のリズムを感じる時間のこと

でござる。

拙者、年間に2カ月はまとまって休むといいと思っているでござるよ。

 

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パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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