第92回「手を付けたがらない物件をターゲットにする小さなブルーオーシャン」

このコラムについて

小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?

と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。

「手を付けたがらない物件をターゲットにする小さなブルーオーシャン」


「誰も手を付けないものは宝の山?!」

歩いていると、
マンション建設の現場に出会います。
その時、ふと思います。
人口が減っているのに、
いまだに住む場所を造り続けるのは
なぜでしょうか?

全国的には空き家率が高まっています。
東京都だけを見ると空き家数は約81万戸。

特に築30年以上の賃貸物件は賃料が下がり続け、
空室率が高くなっているそうです。

空室のまま放置された住戸はさらに傷みます。
古くなれば、修繕する費用も高くなりますし、
売却することも難しくなります。
悪循環ですね。

しかし、こうした物件のみを
ターゲットにしている企業があります。

株式会社ルーヴィス

築30年以上の空き家・空室を借り受け、
株式会社ルーヴィスの負担で改修。
一定期間サブリース(不動産転貸運営)する
というのがビジネスモデルです。

  • 改修費用負担が一切かからない(0円)
  • 空室、滞納を保証(6年間)
  • 入居者募集、入退去手続き代行(6年間)
  • メンテナンス費用不要(6年間)
  • トラブルや苦情の24時間対応(6年間)

などを行なってくれるのです。

toplakavaによるPixabayからの画像

空き家を抱える人にとって最大の問題は、
「費用」です。
上モノを撤去するにしても、
新たに貸し出すにしても
大きな費用がかかります。
こうした費用よりも固定資産税を支払うほうが安いため、
そのまま放置しているケースも多いのです。
そこで、費用の他、賃貸にかかる悩みを
解決するのがこのサービスです。

オーナーからすると、
こうした障害のすべてを取り除いてくれるのであれば、
安心して空き家をなんとかしようと考えられるでしょう。

あなたの周りにもありませんか?
誰も手を付けないような物や事。
もしかしたら、宝の山かもしれませんよ。

 

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佐藤 洋介(さとう ようすけ)
株式会社グロウスブレイン 代表取締役

大学(日本史専攻)を卒業後、人材コンサルティング会社に16年間勤務。ソフトウェア開発会社、採用業務アウトソーシング会社、フリーランスを経て、起業。中小企業の人材採用、研修に携わる一方で、大学での講義、求職者向けイベント等での講演実績も多数。人間の本質、行動動機に興味関心が強い。
国家資格キャリアコンサルタント、エニアグラムファシリテーター、日本酒ナビゲーター。

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