【読むPodcast | マネトレ71-前半】「持続化給付金を考える」第183回

引き続き、財務視点でコロナ対策を振り返る回。今回は助成金や給付金の制度について。(音声はこちらから。)

円道

こんにちは。円道一樹です。大久保圭太の財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~。大久保先生、よろしくお願いいたします。

大久保

お願いします。

円道

いやーね、持続化給付金とかありますけども。

大久保

ありますけどもって何。漫才師。何だよ、急に。

円道

最近ね、与太話がちょっと減ってる感があったんでね、漫才の原点にちゃんと。

大久保

漫才なのにさ、Zoomで顔を。俺等が今何と戦ってるかって言ったら、どこの接続で音が悪くなるかっていう戦いを凄いしてるもんね。顔が見えないんだけどさ。

円道

ほんとですよ。

大久保

これ電話でいいんじゃないかって気がするんだけど、電話は録音できないのか。

円道

そうですね。電話収録できたらいいのに。

大久保

電話が一番いいよ、ここにきてね。

円道

今、全てが有線ですよ。

大久保

今、そうだよね。全部有線にしてるけど、このできでしょ。何か鳴りますよね、さっきからね。風が強いからじゃねえかとか訳分かんないことやってんだけど。

円道

しょうもない話を1時間ほど。

大久保

音悪くて申し訳ないなと思いながらも、僕等も戦ってるってことを伝えといた方がいいかなと。

円道

そうですね。真剣に戦って、あらゆるガジェットを全部アナログに変えてやってるんですが。

大久保

有線にしてやってるのにね。みんな、Zoom、Zoomって言ってさ。そう言われると漫才みたいになってきたね。Zoomのアドレス送りますとかさ、前の日とかに言われるから探すの大変だったりさ。

円道

すっげー分かる。

大久保

それ設定してさ、送っても5分とかで終わるときあるじゃん。

円道

ありますね。

大久保

電話でよかったんじゃねえかみたいな話。何でZoomだったんだって。何か段々原点回帰して電話でいいっていうね。もうメッセージでいいしみたいな。

円道

ありますよね。結構営業に力入れてる会社で出した結論がZoomだと顔が見えるけど、色んな情報取れないじゃないですか。だから、営業効率が下がったり、営業の印象が悪くなるので電話に絞れって言って、営業マンに電話させてるところがあるらしくて。でもその感覚ちょっと分かりますよね。

大久保

確かにね。プルデンシャルとかZoomの営業を始めたんだよね。Zoomじゃない、オンライン営業みたいな。何かあれ、提案書持って保険の窓口行かれちゃうらしいよ。もっと安い保険ないですかみたいな。

円道

マジですか。それ酷いですね。

大久保

酷いけど、人間力で戦ってたって言ってるから、しょうがないなって感じするけど。

円道

コンテンツでは勝負できてなかったってことですね。

大久保

分かんないけどね。でもそうなんじゃないっていう。良い物あるんだろうけど、でも悪い物もあるからね。その辺がひっくり返されちゃうから全部は通らなくなるよね。

円道

なるほどね。新規がきついですよね。そういうのはね。

大久保

新規きつい。言ったっけ。俺の仲良い保険屋がオンラインミーティングしたら、名刺をさ、Zoomのところに近づけるの、カメラに。名刺見せなくていいからって。

円道

名刺交換のためにってこと。

大久保

そうそう。俺、何してるんだろこいつと思ってさ。名刺を出してるんだけどさ。名刺の方がお前の顔より信用あるってことか、みたいなね。必死でアポ取ろうとするの。オンラインミーティングしてんのに。思いとか人生のヒヤリングをさせてほしいって。今したら言いじゃん。何で行こうとすんのみたいな。ちょっと後日アポを取らせてもらってって言って。いや、今聞けばっていうのをね、キョトンとして見てたけど。

円道

僕はね、大久保先生の与太話好きだわ。久々に聞いてやっぱいいわ。

大久保

与太だけでいい。

円道

いいですよ。

大久保

でも変わらないものもあるなと思ってさ。深田恭子がさ、ヤングジャンプの表紙やってて、俺ビックリしたんだけど。

円道

何言ってんの。何の話。

大久保

ジャンプの次にキングダム追いつこうと思ってヤンジャンを買っていこうと思ったんだよ。そしたらさ、深田恭子が表紙やってんだよ。

円道

ちょうど写真集出したからでしょうね。

大久保

だってさ、深田恭子って何歳。もう40近いんじゃない。

円道

37、8じゃないですか。7かな。

大久保

でしょ。だって、俺が20歳ぐらいのときに出てきて、ちょっとぽっちゃりしたさ。

円道

逆立ちして女子高生のときに下着が。制服で逆立ちして下着が見えるってところで、バーッと有名になって出てきましたよね。

大久保

そうなの。

円道

何のドラマだっけ、あれ。

大久保

でも、何かのドラマのさ、家に並んでる靴がさ、男の子と同じぐらいの大きさっていう、俺の中でそういう印象だったんだけど。

円道

当時から見る目がちょっと…。

大久保

うるせえな。でも変わんないよね。持続化だよ、持続化。持続化に続けたんだけど、ちゃんと俺。冒頭の伏線回収にいった。

円道

大丈夫ですよ。説明しなくても分かってます。説明されると僕が悲しくなる。

大久保

凄い即興でネタスタイルになってんだけど。

円道

でもこうやって、今、音だけで聞くと大久保先生の話って漫才師みたいな話できますよね。

大久保

それ褒めてんのか。

円道

褒めても何もしてないですけど。

大久保

事実。

円道

そう。ファクトの話です。持続化はとりましたって言うのも変ですけど、皆さん結構ワーワーやってるのかな。

大久保

持続化はワーワーやってたね。でも言うてね、200万とかだからね。

円道

インパクトある方とない方が。

大久保

ほんとに困ってる人はあんだろうけど。だってさ、計算式の意味が分からん過ぎて、俺ちょっと業界的には使えない人も結構いるんだけどさ。

円道

もの凄いシンプルじゃないですか。

大久保

そうそう。そうすればよかったんだろうなって感じなんだけど、前年の半分以上下がったらそれの×12みたいな。乱暴だなみたいな。半分下がるって大手結構しんどいぞみたいなのがあるんだよね。大手はもらってもしょうがないっていうのもあるんだろうけど。月20万の人が0になったら、もう240万だから200万もらえるんだもんね。

円道

ですね。

大久保

だから関係会社をいっぱいもってる人とかって取れるよね。ちょっとバブルだよね。

円道

確かにね。10社あったら2000万

大久保

そうそう。だからそういう人とか、あと俺これね、気づいてないと思うんだけど、一人親方とか確定申告してない人も多いのかな。そういう人もさ、対象だよ、100万円のね。

円道

ちょっと待って、一人親方ってどういう定義ですか。

大久保

職人とかでさ、個人事業主になってる人。ああいう人も対象だからね。

円道

ああいう方って100万じゃなかったでしたっけ。

大久保

100万100万!でも個人で100万ならね。

円道

インパクト出ますよね。

大久保

ある人はあるよね。何買おうかなってね。それ売上の補填だろと思うんだけどさ。1人あたり10万円もらえたら何に使うっていうのもさ、生活費だろって思わない。生活費で使わないやつは返せよって思うけど。思わない、何か。分かんなくなってきた。あの議論もさ。

円道

でも色々と助成金やら補助金やらと財務的な観点でも色々と出てますけど、財務的にはどんな風に見るというか。

大久保

あんまそこにいかないでほしいよね。

円道

と言いますと。

大久保

一次的なもんだし。取れるなら取った方がいいけど、それを取ることに命かけてもしょうがないよねっていう。売上を上げたらって思わないっていうのが俺の基本的な見解ではある。

円道

でも基本ベースの考え方ほしいですね。

大久保

そこで損したとか取れなかったみたいな、うまくやったみたいなさ、そういうのってビジネスの本質じゃないじゃん。急にまともなこと言う(笑)深田恭子からの。俺、今、自分で自分のギャップに吹いてた。

円道

靴がデッカイってところからね。

大久保

そうそう。でもそこはねできる社長ほどっていうか会社で、取れるもんは取るんだろうけど、そこに固執しないよね。例えばキャリアアップが取れないから解雇しないとか、本末転倒だったりするわけよ。

円道

あぁ、そういうことじゃないですもんね。

大久保

結局どっちのコストが高いのみたいな話もあったりするし。でも取れるもんはもちろん取った方がいいとは思うんだけど、そのために数字を改ざんできませんかみたいな相談がすげー多いんだけど、ダメだって言ってんだよね。法律をうまく使わなきゃいけないから、会計のプロとして例えば売上の計上基準を変えるとか。前年と変えて下がったとか俺はダメだと思ってんだけど。美しくないから。それがほんとにダメなのか分からない。いいかもしれない。バレないかもしれないけど、それは美しくない手なんで。
そうすると去年も現金主義、今年も現金主義だったら満たすとか、そういうのももしかしたら狙っていってもいいかもしんないけど。「落ちないんです」って相談をね、前回も言ったけど、良かったじゃん!てことしかないからさ。もっと売上伸ばせばみたいな。

・・・後半へ続く・・・

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