このコラムについて
小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?
と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。
「面倒くさい、儲けが少ない小さなブルーオーシャン」
「ニーズはあっても、手を出しづらいビジネスモデル」
近年、副業や兼業を希望する人が
増加傾向にあると言います。
2017年の希望者は全体の7%ほどだったのが、
2020年には10%を超えたという調査報告もありました。
(でも、まだ10%程度なんですね…)
理由としては、これをお読みの皆さんの予想通り、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による
リモートワークの普及や休業・失業に伴う
余暇の増加によるところが多いのでしょうね。
しかし、副業・兼業を希望する人が
増加している一方で、
内閣府の2020年12月時点の調査によれば、
企業が副業を許容している割合は全体の3割程度と、
企業側が副業・兼業を認めていないケースが多いようです。
とは言うものの従来のように、
OJTを通じた従業員教育だけではなく、
最近では自ら能力開発を行う傾向が強まっているとも言います。
特に規模が大きい企業において、この傾向が強いらしく、
昔のように、大手企業、大企業にいるから安泰、
と思っている人は多くないのかもしれません。
さて、副業・兼業をしない理由に、
所属企業が許してくれない
何をすればいいのかわからない
ということもありますが、
手続きの煩わしさ、
というのもあるのではないか、
と思うのです。
確定申告を筆頭とした納税関係。
Steve BuissinneによるPixabayからの画像
これだけ、世の中が進歩しているのに、
選挙方法や納税関連、書類提出関連が
いまだに面倒くさいのはなぜなんでしょう?(笑)
さて、こうした煩わしさ、不慣れな申告を
代行してくれる税理士事務所があります。
会計・税務の支援サービスを提供する
株式会社Takeoffer。
2018年8月から新サービス「しつじむ」を開始。
LINEを通じて必要な情報を入力したり、
写真で書類を提出したりするだけで、
提携する税理士が書類作成や税務署への
提出作業を代行してくれます。
納付税額は「しつじむ」の利用料金と一緒に支払えるなど、
申告者の手間を最大限に省いています。
煩わしい会計事務もスマホで手軽に済ませられるというわけです。
手軽であるということもニーズを捉えているとも思いますが、
小さなブルーオーシャン的に見ると、
ポイントは2つあると思います。
1つは、面倒くさいこと。
このビジネスの対象は個人です。
個人相手に、
面倒くさい作業代行をする、
というビジネスモデルです。
誰も、面倒くさい作業に手を出したいとは
思わないでしょう。
2つ目は、儲けが少ないこと
個人を対象としたビジネスモデルですから、
儲けも、大きくないでしょう。
大手会計事務所からすれば、
企業を相手にして、
大きく儲けることができる方が、
良いと思うでしょう。
この2点から、
小さなブルーオーシャンに
なりえているのではないかと思います。
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名称:しつじむ
運営会社:株式会社Takeoffer
URL:http://sitsujimu.com/
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