このコラムについて
小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?
と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。
「“山”をビジネスに?登山を愛する人たちに寄り添う小さなブルーオーシャン」
「約970万人へのアプローチ」
突然ですが…
日本で一番登られている山は何処でしょうか?
正解は、東京にある高尾山。
年間に300万人前後の登山者が訪れるんだそうです。
ちなみに日本一の山「富士山」は
年間登山者数20万人前後。
高尾山ってすごいですね。
今回は高尾山の話…ではありません。
登山を楽しむ人たちを
ターゲットにビジネスを展開している
株式会社ヤマップ
登山を楽しむ人向けのビジネス
と聞いてすぐに思いつくのは、
登山商品の販売だと思います。
同社も商品の販売はしているのですが、
「登山」というキーワードを中心として、
登山前の日常−登山前−登山後−登山後の日常
という登山者の循環に合わせて
サービスを提供しているのです。
- 登山情報を提供するWebメディア
- 登山保険
- 登山・アウトドア用品販売
- 登山ルートがわかるスマートフォンアプリ
特に電波が届かない山の中でも、
スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、
スマートフォンアプリは、
2022年7月に累計320万ダウンロードを突破
しているそうです。
私は、若い頃にしか登山はしていないのですが、
父はいまでも登山が趣味で、
年間にどれだけ行くんだ?というくらい
全国の山を歩いています。
登山者からすると、
山を登っている途中から
次はどこの山に登ろうか?
と考え始め、
日常生活でも
ふと山のこと、道具のことなどを
考えてしまうのではないかと
思うのです。
そんな登山者たちの
心理や欲求にうまく訴求していると
思います。
登山者の市場は1000万人くらい
だと思いますが、
そこにしっかりと根付くことで、
ビジネスを展開するという
小さなブルーオーシャンでした。
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社名 株式会社ヤマップ (YAMAP INC.)
本社所在地 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-23-20博多AGビル6F
URL https://yamap.com
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