カテゴリー: 安田佳生コラム
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2023年6月28日
価格表と入口商材
価格が提示されていない寿司屋には入りにくい。 当然のことである。 ここを明確にしたことで大成功したのが回転寿司。 もちろん価格が安かったから流行ったのであるし、 安くするためにレーンを作ったことも大きい。 しかしネットも…
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2023年6月21日
値上げの本質
値上げをするには新規顧客が必須である。 新規顧客が増えていけば 既存の顧客に値上げを要求しやすい。 高単価の新規顧客を獲得すれば、 そもそも値上げする必要もない。 つまり単価アップは新規顧客の 獲得力にかかっているのであ…
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2023年6月14日
持つべき金銭感覚
孫正義さんが創業時たった2名のアルバイトに向けて語った逸話。 「ウチは豆腐屋のように1兆2兆とお金を数える会社になるのだ」と、 情熱を込めてソフトバンクのビジョンを熱弁したそうだ。みかん箱の上で。 あの孫正義から直接ビジ…
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2023年6月7日
ゴールから逆算せよ
経営は終わりなきエスカレーターだと言われている。 下りのエスカレーターをひたすら上り続ける行為に 似ているから。ちょっとでも速度を落としたり、 立ち止まったりしたら、あっという間に下がってしまう。 下がり続ければいつか必…
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2023年5月31日
顧客を切る言葉
星野リゾートはスタッフ全員が マスクをしないことを決めた。 もちろんスタッフが決めたわけではない。 会社が、つまり星野社長が、そう決めたのである。 3月13日以降マスクをするしないの判断は 個人に委ねられている。 つまり…
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2023年5月24日
安売り脳を捨てろ
もっと給料を高くしてほしい。 だけど物価が上がるのは嫌だ。 この矛盾が日本を貧乏にしていく 最大の要因だと言われている。 労働者=消費者という図式がある以上、 売価を上げられなければ報酬は増やせない。 簡単な算数なのだが…
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2023年5月17日
安い理由・高い理由
ユニクロは安くて良い商品である。 だから日本全国で売れた。 全国で売れたことによって価格あたりの品質が高まり、 世界でも戦える“安くて良い商品”になった。 今やユニクロは世界中で売れる ファストファッションである。 世界…
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2023年5月10日
正しい採用の手順
社員が辞めた。人手が足りなくなった。 穴を埋めるために募集しなくてはいけない。 もしこのような理由で採用活動を行っているとしたら、 その時点でもう負け戦である。 足りない人手はすぐにも埋めなくてはならない。 仕方がないか…
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2023年5月3日
不味くないレストラン
家や職場から近い。いつも空いている。 安い。メニューが豊富。特別おいしくもないけど 格段まずいわけでもない。空腹を満たすには十分だ。 これが不味くないレストランに行く理由である。 このレストランが儲かっていないことは 考…
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2023年4月26日
売れない商品の罪
ぜんぜん売れていなかった商品が 「あること」をきっかけにヒット商品に変わる。 「きざみ海苔バサミ」を 「手動シュレッダー」に変えて大ヒット。 「煙の出ない花火」を 「インスタ映えする花火」に変えて大ヒット。 「パーソナル…
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2023年4月19日
赤字社員の絶滅
大企業が社員の報酬を上げ始めた。 初任給30万円は当たり前。 年収3000万円を超えるスペシャリストも この先どんどん増えていくだろう。 課長も、部門長も、経営陣も、 出世のご褒美ではなくなる。 高いスキルを持った人材の…
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2023年4月12日
記憶にアプローチせよ
赤ん坊の時に人の子と取り違えられた。 後にその事実が分かり「親子関係が 崩壊する」という映画がある。 「自分だったら」と考えると複雑な心境になってしまう。 一緒に暮らしている子供に向かって「君は他人だ」 と言えるだろうか…
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