第49回 酒の席での本音が覗ける「よせなべ」

この対談について

住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。

第49回 酒の席での本音が覗ける「よせなべ」

安田
渡邉さんのYouTubeチャンネル「よせなべ」がいよいよ公開されましたね。早速拝見しましたけど、すごくおもしろくて。

渡邉
ありがとうございます。かなり前から構想を温めていたので、「ようやく公開できた!」という感じですね。
安田

このYouTubeチャンネルの前にも、ゲストを呼んでトークをするラジオ番組もやられてましたけど。


渡邉

ラジオも9年くらいやっていて、それはそれですごくおもしろかったんですけど、もっと本音を引き出したいな〜と思っていたんです。「だったら酒の席で話していることをそのまま番組にするのがいいんじゃないか」と思いついて。

安田
それが「よせなべ」のコンセプトなわけですね。何か参考にした番組とかチャンネルとかあったんですか?

渡邉
千原ジュニアさんがやっている「ヘベレケ」っていう番組があるんです。それこそヘベレケになるまで酔っぱらってゲストに絡むという。それを住宅業界に絞ってやってみたら面白いんじゃないかと。
安田
ヘベレケになるまで……(笑)。この対談の第1回で「肝臓マーケティングを卒業する!」と宣言されてましたけど、むしろ自らそっちの方向に進んでいってるじゃないですか(笑)。

渡邉
そうかもしれません(笑)。とはいえリアルな話、収録は月に1回なのでそこまで肝臓に負担はないんです。4時間くらいぶっ通しで飲んで話して、それを6本の動画に編集して。
安田
カメラを回しながら4時間も飲むなんてすごいな…。でも最初は渡邉さんもゲストさんもシラフなわけじゃないですか。じわじわと酔わせていって後半の1〜2時間を使うわけですか?

渡邉
ああ、いえ、全体通して使ってます。回を追うごとにだんだんと酔っていく過程も面白いかなと(笑)。
安田
なるほど。その辺も自然体なわけですね。ちなみにゲストとして出演されるのは住宅系の社長さんがメインなんですか?

渡邉
ええ、住宅系の社長さんたちですね。ただ、ずーっと同じコンテンツにするつもりはなくて、いま配信してるのは「住宅業者の経営者さんとお酒を飲みながら語り合う」という雑談系のコーナーなんですけど、もう少し真面目な「対談形式」とか「現場視察」なんかも予定しています。
安田
へぇ。現場視察もビール片手に行くんですか?
渡邉

いやいや、その時はさすがに飲みません(笑)。ですが飲み屋に近いくらいリラックスした雰囲気にはしたいですね。社長さんだけじゃなく、現場の社員さんにも本音を語ってもらいたいですし。ピー音だらけになってしまうかもしれませんけど(笑)。

安田
それはなかなか編集が大変そうですね(笑)。ちなみに出演したいという社長さんはけっこういるんですか?

渡邉
ええ。ありがたいことに多くの社長さんに「出して出して」と仰っていただけて。「業界での影響力を持つためにもっと情報発信をしていきたい」という社長さんも多いので。
安田

なるほど。社長さんや社員さんの本音トークを聞いて、異業種から転職してくる人もいるかもしれませんしね。


渡邉
なるほど、確かにそうですね。そもそも「よせなべ」って単なる情報発信というより「コミュニティメディア」のイメージなんです。業界内での交流場所としても機能したらいいなと。「〇〇さん、またあんなこと言ってるわ」みたいな(笑)。
安田

へぇ、それは面白いですね。専門的なノウハウとか経営の秘訣みたいなことも話されているから、単純に勉強にもなるし。私自身も経営のヒントになるようなことがたくさんあるなと感じました。


渡邉
おお、それはすごく嬉しいです。
安田

「そんなにしゃべって大丈夫なのかな?」とこちらが心配になるくらいでした(笑)。「業界内で影響力を持ちたい」というだけで、ここまでしゃべってくれるものなんだと。

渡邉
笑。それでいうと、住宅業界って横のつながりを大事にしている人が多いんですよね。なので「あの人が出てるなら、自分も出て面白いことを喋りたい」と思っていただけるのかもしれません。おかげさまで、皆さん楽しみながら出ていただいています。
安田

なるほど。「俺だってしゃべりたいことがあるぞ!」と(笑)。

渡邉
そうそう(笑)。ともあれ、やっとチャンネルがスタートできたので、今後はより幅広い方に登場いただければと思っています。今後はいわゆる「プロ人材」も登場予定です。
安田

へぇ。新規事業開発のプロ財務のプロも登場するかもしれないわけですね。楽しみです!

 


対談している二人

渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役

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1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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